分かってたのになんでだろ。


いつからだろ。


こんなに胸が痛いのは....。




「これ、良かったら 」

朝一番で会って渡された

申込書 フォークダンスの


相手は空


「えっ....///いいよ!!!こんな!!!他にもいるでしょ??!」


「よろしく」

「〜っ///」



そのあと、借り物競争で渡された2枚目


「ツンデレ....とか、誰だよっ!?!?」


応援席の目の前で嘆く笑われる たけ

純粋に助けたいと思った


でも、自分からツンデレです!なんて名乗るバカいないでしょ。


迷ってた時


「........高橋雷 指名!!!!///」


「ふぇ....!?」


たけ に指名されたんです。


真っ赤な顔して私を指さした彼の手を取って走って、ゴールテープを切ったのは


一瞬


「高橋、ごめん....ほんと。」

「ううん、見直した」


私が言うと少し照れたようにほっぺをかいた


「て、てかさ

龍。なんなんだよ

さっきリレーのとき高橋の言葉聞こえてなかったのか?」


ズキッ


さっき、そうさっき

転んだ龍に駆け寄ってとき

手を振り払われたこと。


聞こえてない訳、ない


なんで??って

さっきからそのことしか頭になかった



「....なんでだろう、ね?」



「あのさ〜....、これ 無理は承知で渡すから」


コトッ

「え、これって....」

それは2回目の申込書。


「きっとあと10枚くらいもらうだろ。?

だから断ってもいいけど




俺、本気」


「....わかった........///」



嬉しい半分。あと半分はなんだったんだろ