仲良く話してるのは

武内亮じゃないですか。


亮は、めっちゃ満面の笑みでお話中


あの様子的に亮が走って、

雷が借り物の人だな!!


何だろう。





じぃっと目を凝らしてみると


「史上最強のツンデレぇぇ!?!?」


ザワザワワ

やばい、心の声が漏れてた(゚д゚lll)

雷が手に持っていたのは

そう書いてあるメモ用紙



雷....ツンデレ。

龍はなにしてるの!!!


別に、龍を応援してるわけじゃないけどさ....。


「あれ、愛」

さっきの大声で気付かれた雷と亮が振り向く

「雷〜どもども」

「大丈夫なの?よろけちゃって....」


雷が松葉杖を見てつぶやく


「E組の優勝の原因はお前の怪我だな」

「そんなこと言っていいのかな?亮〜っ」


私が雷をチラ見すると


「....許せ」

「許してあげます〜」


勝利☆☆☆☆☆


「愛、....ちょっと話が。」

雷が手を合わせて頼む


「いいけど....」

「高橋、考えといて!


俺、マジだから」



「う、うん。....///」

「じゃーなー!また!」


そう言って走っていく亮

私は、はてなマークを浮かべてた



「実はね、

こないだみーくんに会いに行ってきたの

別れを告げに。


愛 知ってたんだね?」


ズキッ

雷はすごく悲しそうに微笑んだ


「ごめん....雷、話せなくて」

「ううん。悪いのは私

....好きな人に、他の人が好きなんて言われたら、。」

雷の罪悪感で溢れた笑顔

空の顔、

《高橋が好きなんだ》


でも、あれは雷のせいじゃない。


「雷のせいじゃないし、


もう気にしてないよ 私は、。

辛いのは雷だよね。」


「良かった....。

私、でも。空にこないだもう一度告白されて戸惑った

あの時はちゃんと断わったはずなのに。」


「....空は、イイ人だよ

すごく。」


「分かってる、けどー....。

違う気がするのは私だけなのかな」


「雷、そんなに考え込まないで!!


雷が好きだと思った人だけ見てればいいの!!!」

「....ありがとう愛

愛に話してよかった」


ふわっと笑う雷

いつものキラキラした笑顔とは
少し違った。


「でも、私


今はそれよりー....いや、

なんでもない」


「???そう?

そろそろ、次の種目だよ!なんか、

ラストの種目は私、出れそうみたいなの!二宮に言われて」

「ええええええっっ!!!!??」


雷がいきなり突拍子もない声を上げる


「え、なんか問題ある....?!」


「愛、もう、そんな関係なの!?」

「何が!?そんな関係!?」


「知らないの!?最後の種目って....






フォークダンスだよ!?!?」




ふぉーく、だんす....っ!?!?///