「い゛っ....たい....」


8段くらい階段から落ちた


こけた

恥ずかしすぎる。


「大丈夫かよ!?!?」


体中がズキズキする

おでこに右手に右足

+肘もだ



「だ、大丈夫....」


大丈夫じゃないけど....やばい

痛すぎて立てない


二宮が気まずそうな嫌そうな

すごく不安そうな表情


「ごめん、迎えきてくれたのに」


「....いや、嫌がってんのにごめん」


「大丈夫!保健室そこだし私は行くね」

ギッ

手すりにつかまりながら立ち上がった


「っわ、!?!?」


「おい!!!」

右足がよろけて、倒れそうになったら


ギュッ

左で一段上から私の肩を支える



二宮


階段一段分は結構大きくて

身長差がちょうど良くて


私より、大きくて


「〜っ....///」


「やっぱ保健室まで付き添う」


タッ

私より、一段降りて

下から手を出す二宮


「ほら、手貸すから」


お、王子様....みたい。

シンデレラになった気分。


「あ、ありがとうございます....」

ギュッ


握った手が熱い

ドキドキしてる。


「責任、取るから....」




甘すぎて溶けそう