「二宮....っ!?!?」

門の前で、愛を後ろから抱きしめてる、二宮

てか、あのセリフ


キャラ違いすぎなのでは....!?



「にの、ばかだろ....っ!?

あれ俺が教えたセリフだしっ....」

龍が隣であ〜っと頭を抱える


「え、教えたって....!?」


「俺がにのに、教えた

もちろんふざけてだけど....

これ言えば女はぜってー落ちるって」


それを信じる二宮もやばいんじゃ....。


「に、二....宮....//////」


愛の声

二宮の顔が赤い

やばい、こっちまでドキドキしてきた


「....俺、ーーー」


愛の鼓動が、私にも来てるみたいにドキドキしてる


「俺っ....「にの、告白はここでするなよ」り、龍....!?」


隣にいたはずの龍が、二宮と、愛を離す


「こ、告白じゃねーし///!!!俺はただ、遥が好きなら応援するって....」

「へぇ〜応援、ねぇ 応援」

龍が、赤面しまくりの二宮をニヤニヤしながら笑う

「....龍、覚えてろっ....//////」


「橘、だいじょうぶ....みたいだな」

「....ん....///」


愛は、二宮以上に顔を赤くしてる

「雷っっ!!!来てくれたの??」


ふわっと笑った、愛

「龍に、呼ばれてね

目、腫れてるよ」

「え、ほんと?!///」


目を抑えながらあたふたする愛


「二宮、愛のことよろしく〜ね!」


「高橋は、龍とな」

「は?」


「ごめん嘘!!」

二宮は、


すごいと思った


愛に、抱きしめて、涙を止めて、告白ーしかけて。

勇気ある人って、すごい


〝おまえのこと、好きなんだよ…///〟


あれ....。


頭にリピート再生されるのはたけの顔


たけ も頑張って、私に告白してくれた

嬉しかった


すごい

てか、その前に


私は ふらなきゃいけない人 がいるよね


それでこんな、想いが揺れてたらだめ


「愛、嵐探してきて

それで、クラブに来てって言って

私、こっから走って5分の剣道クラブに行ってくる


部活は早退ね」


「え、雷、もしかして」


「ん!」

ピースを残して


走った


返事、しなきゃ





「....あいつ、のことかな」



「龍、ほんと好きだな」

「やめろにの」