「愛、遅いねぇ

遥くんといちゃいちゃ中かぁーーー!?」


「いやいや、愛は二宮でしょ!」

雪の言葉にまぁ、と思う


でもでもでも

遥くんに愛が落ちないわけない気がしてならないのは....なんだろう


「雷ちゃんは、好きなの?水無月」


「え!?///なんで!?」

「なんとなく〜?」


「ち、違うよ!!?」


ガチャッ


「高橋、ヘルプ」

「へっ....///りゅ、りゅ....」

「とにかく来て」


ギュッ


突然のことに何がなんだか分からない、けど

「雷ちゃんお幸せに〜!」

雪がにんまり後ろで笑ってて。


私の手は龍の大きい背中から伸びる手に掴まれて、


「橘、やべーんだよ

俺、泣いてる女の対処法知らない」


「....愛、またなんかしたの!?!?」


私が、前後だった体を横に持っていったら


「うっ」


龍がそう言って顔を反対側にした



「え、!?」


「いや....慣れてないんだよ。

俺、手引くのもやべーのに

隣に来られると、困る....///」



ドキッ

「....わ、私も....///」


「俺、....」


何かいいかける龍




「俺で頭ん中めちゃくちゃにしてやるよ」


「「は??」」

私と龍の声が被る



に、に、二宮....!?!?!?