「りょうかーい!」

なんか、やっぱ、

一緒にいると、楽しいな....。


さっさと、卓球部終わらせて

サッカー部に戻ろうっ!!


突然聞こえてくる声


「ばっかじゃねーの!?」

「はぁ?ばかは たけ だろ!ほんと、いい加減にしろよ

高橋1人にするとか信じらんね」


「お前こそなんなんだよ!?いきなり現れていいところだけ持っていきやがって!」


「おまえがタイミング悪いんだよばぁか」

「あ゛ぁ゛〜!?」


「ス、ストーップ!!!」


「「橘」」

喧嘩してたのは、龍と亮。

会話的に、雷のことだよね。


「あのねぇ、相手決めるのは雷なんだから!!

それにあんたたち2人を選ぶかなんてわかんないでしょ!?

もしかしたら、第三者に雷取られちゃうかもよ!?」

私の言葉に下を向く2人


....子供か。

「好きなんだって、高橋っ....」


右の方からイキナリ聞こえてくる声


「えっ....」


体育館の後ろ側のドアに、


真っ赤な顔した空 と、雷



「そ、そら....」


雷は、気まずそうな切ない表情


「お、おい嘘だろ あれ、空じゃねーか」

亮のこの世の終わりという顔


「空は橘じゃなかったのかよ!?」

「ちげーよ、橘はにの だって....あ、言っちゃった」

「へぇ〜!そーなんだ( ̄∇ ̄)」


「おい....( º言º)」

さりげなく龍にバレてるし。


てか、空、告白....


しってた、けど。

やっぱまだズキズキする


「私、気になってる人がいるから」


ピクッ

反応しまくる、龍亮

「だから、空とは、付き合えない」


「それって....瑞じゃないよな」

「え....っ///」

みるみる赤くなる雷の顔


「やべ、まじ可愛い」

「....や、やば....///」


赤くなってるのは珍しく龍

てか、心の声ただ漏れ。




グイッ
「....俺にしとけよ」


雷を抱きしめる、空


「は、離して....っ」



「離せよ空 嫌がってんだろ」


「「え、たけ....!?」」

私と龍、2人は視界に入る亮に驚く

さっきまで、ここにいたのに


「た、たけ....」


たけは、震える雷にニコッと笑って

空の右手を握って

グッ

「高橋は今卓球部なんだよ

好きなら傷つけてんなよ」


「....っつ....

そーゆー たけはどうなんだよ?」

反抗する空に


「あ?」


「高橋のこと好きなら空回りしてないでさっさと言えよ」

空の言葉に


「ー....///」

赤くなってるし....。



「じゃ、高橋 ごめん」

空はそう言い残して歩いて....



来た。こっちに。


さ、最悪....!!!!?!?



私が龍の背中に隠れて

「龍、盾になれ」

「....りょうかい」


空は、私の横を通るとき

少し、私と龍をみて



フッ

笑っ....て、


体育館へ入って言った



「....龍ありがと」

「あいつまじ許さねー

うぜー」


龍は空の背中を睨んだ


「高橋、俺さ」


後ろで亮の声


「おまえのこと、好きなんだよ…///」

「は、はい....///」


つられて真っ赤になる雷


「無理にとは言わねーから、

付き合ってください。」


「たけ....」


「....や、やっぱ無理!!!///

返事は、卓球部入部終わったあとにして!///」


「....は、はい…///」



「....この気持ちに嘘はないんで」



きゃぁぁぁぁぁ///やば!

よく言った、亮!!


「....にの 手伝ってくる」


そう言って龍は歩いてった




トライアングルが、

四角形になっちゃったじゃん。