「....にしても、お前はどーなんだよ?」

「はっ....?!」


亮がにやっと私を見つめる


「恋愛だよ恋愛

俺が今度はいじってやるから

好きな人言えよっ!」


Sです。と顔に書いてある....。

「....いないよ?」


ニコッと笑うと


「嘘つけ てめー

あ、もしかしてまだ空、とか?」

「違います!!!」


「全否定かよ....。誰だよ


あ、もしかして....にの?」


ドクッ

「....違う!!」

「そっか、にのか....イケメンだもんな」

「ち、違うってば!!!?///」


「そういえばこないだ、助けてもらったんだって?( ̄∇ ̄)

橘にしては、頑張ってんじゃん」

こ、こいつ....


「....雷にチクってやる」

「おい やめろ!?」

「嘘だよばーかっ」


私達はとにかく笑ってた


亮が、少しうらやましかった。


素直に自分の気持ちを話せてー....。



「あ、橘!」

「....げ....」


「龍、と二宮....っ!?」

「おー、噂をすればだな」


重そうにタオルの段を抱えてる二人

なんか、久しぶり....。


「お前がいねーから、俺ら雑用」

「少しマネージャーのありがたみがわかったでしょ?」


私と龍が話してると


「.....マネージャーなんだからさっさと戻れよ」

「これもマネージャーの仕事なの!ね?」

私が二宮に、亮を指さして言った


「........龍 こいつにタオル運ばせるから

ちょっと待ってて」


「え、でもにの....俺行く

さすがにこのタオルの量は....」

龍の言葉に


「いいよ 俺が付き添うから ほら」

ポンッ

目の前にタオルの段が置かれて



「いくぞ」

ギュッ


「ぅわっ....///」

手を握られた



こいつ、手 小さいくせにゴツゴツしてやがる。

しかも、身長....でかくなってる。



「なるほど....にの、んじゃよろーっ☆」

「橘〜頑張れよ」


亮と龍が笑いながら手を振る


あ、あいつら....