みんな、嘘だろ....と

信じられない表情

「今回は特別に、団体戦と言う形で参加してもらいます

今から3ヵ月間....なので

6、7、8月ですね 大会は9月上旬です


あ、週1回は、マネージャー部の仕事してもらいますよ

マネージャー なんですからね」


「私、卓球初心者です!!!!

なんで、こんな....。


私たちがわざわざ今更卓球部に入って何があるんですか?!」


意外にも心が反論。


「....それは、3ヵ月後に分かりますよ


卓球のことは、卓球部の顧問に聞いてください

これより、解散」


ガララッ


先生は相変わらず、無表情で出ていった


「最っ悪....卓球部とか....

私、マジで運動音痴なんですけど」

愛は半ギレ。


「....やって、なんの得があるんだろうねこれ」

雷は、はぁっとため息


「でもさ、これ終わったら

もしかしたら合宿行けるかもしれないよ!!」

虹が、笑顔でいう


「なんで??」

笑の不安そうな表情


「私、先生の机にまだ合宿のチケット?があったの

昨日職員室行った時、見たし


それにあんな事件に遭遇されて....

何もなしに卓球部ーは、ないと思うな」



「確かにそうだね....

道のためにも頑張ろうか!!!」


霞ちゃん。


「じゃあ、卓球部見学でも行く??」


雪のセリフにみんなうなづく



分かってるー....。

私が呼ばれないこと、は

もう、こんなのなれたし



「嵐も行くよね?卓球部」

「えっ....」



声をかけてくれたのは意外にも、

1番気にしていた愛。


・ ・ ・ ・
「....別に、あのことがまだ解決してないのはわかってるし忘れて、ない」


少し震えてた

足も、声も


「だけど、今はマネージャー部だよ

卓球部、行かないと....っさ、?」


言葉を探すように天井を見て

頭を書く


・ ・ ・ ・
「........もう、忘れようよあのこと

私たち、2人とも悪くないでしょ....」


口が勝手に動いてた


「呼んでくれてありがとう 愛

私、自分に素直になるよ」


「やっぱ、嵐はそう言うと思ってたよ」



すごい、懐かしくて涙がにじんだ



そう、忘れられない あのこと は、


今は忘れて、....




マネージャー部で頑張ってみよう