「井野嵐さん?」

門倉 と書かれたジャージの先輩に呼び出されて



「言う事聞かねーとこれ、ばらまく」

バッ


優等生と噂できいた門倉学 は、本当は

マネージャー部を潰そうとする悪人


脅しにされたものは、

父親の浮気してる写真 だった


知っていたけど....浮気してること


ママも、妹も知らないふりをしてる

パパのことが大好きだから。


これをばらまかれたら、私は、私の人生は終わってしまう


「....何をすればいいの?」


「これを藤田道の前で落とせ」

コトッ


机におかれたのはオレンジ色のチョーク


「道....?なんで....」


「時間と場所は指定する」



そのあと、指定された時間と場所


廊下で

先輩から指定されたどうり待っていると

台本どうり走ってくる道



ぶつかった道の顔は涙と怒りに満ちてて


台本どうりにやる[藤田道を挑発しろ]


台本には、書かれていなかった

頬に衝撃が走って


落とす、はずだったチョークも

落ちてしまって



倒れ込む、道


「お疲れ様 あとはこっちでやるから、」

先輩がトイレの影から出てきた



「....何する気?道を、どうする気?」


「今更かよ もちろん始末だよ

大丈夫 殺しはしねーよ」


グッ

「おまえ....

マネージャー部になんの恨みがあんだよ」

私は、先輩の襟元を掴んでた


「....んなこと言うわけねーだろ?」


「言わねーとっ....!!!!」

私が蹴りをいれようとしたけど


ジイイイイイイイ

「なっ....」

後ろにもう一人男がいて



ジイイイイイイイ

手に持っているのは スタンガン



「始末するのはお前からだ」


ガンッ


「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」




自分の悲鳴が耳に響いて

私は、


倒れた