「雪ーっ♡やるじゃん！」
虹ちゃんが隣でキャーキャー言う
「まじ？豪くん？！」
菊池もとても驚いた顔してる
「雪、どーす....って、え....？」
虹ちゃんの驚いた顔
「わっ、糸乃おまえ....」
菊池のもっと、驚いた顔
「顔 ーすごい赤いよ！？」
そうだよ。
1番驚いてるの、私だよ。
「....別に、赤くはないです....から///」
だって。
この人、ココ(職員室)にきての第一声が
『........ちょっと俺、この人に興味できたから
....俺がペアでもいい？』
エコーする。
「....菊池、と 正岡ｻﾝたけ探して来て」
「了解 豪くん！！」
「菊池、行こう 雪！頑張れ！」
なんなんだ。
私、なんでこんなに照れて....。
それに、私
こんなに照れたの初めてじゃ....。
「....ごめん、イキナリ
あのさ、俺........」
イキナリ頭に浮かぶ 彼 の顔
私が今 1番会いたい 彼 の顔
「え....？///」
福井の返事に答えた私の頭は
彼 のことでいっぱいで
こないだの廊下であったときみたいに。
胸がすごいドキドキしてる。
きっと顔も真っ赤だ
「っつ....！？//////」
そんな私を見て、目の前の福井は顔を赤くする
ｸﾞｲｯ
「....一目惚れ ってありますよね。」
「えっ....？！」
引かれた腕
目の前にある体
これは、抱きしめられてる という現実
なんで？
