「....てこで、あとはよろしくねっメガネ!」

「わ、わかりました....高橋さん。」


らっちゃんがメガネ君の肩を叩いて


みんなもその後ろに続いてドアから退出



「え....っと。」



私、これでも結構緊張しています。




「....


俺、メガネ外して来たの、マネージャーのためなんです。」



ドキッ


長い前髪の間から、


メガネなしで見える目



すごい、優しいのに

真剣な目



「そ、それ、って....」





「マネージャーのこと....す....」




「す....?」



「好きだからに決まってんだろ!?」


カァァァァッ


顔が赤くなる。なんでいきなり敬語じゃなくなるの。顔近いよ。メガネ外すと、すごいかっこいいんですけど。わーわーわー。ヲタクみたいだったのに、これじゃあ芸能人。俳優さんみたい。私、やばいよ。これって告白だよね。?!



「そ、そ、そんなこといきなりい、いわれま、ましても....!?」←パニック


「....///ぁぁぁぁぁー!!!そんな顔されたら、嘘つけないじゃないですか!?!?」


いきなり、彼の顔も赤くなる。


ドキッ
「え?」



「じ、実は....///

高橋さん。に、言われまして。」



「ら、らっちゃん!?」



ーさかのぼること、10分前ー



「わかった!?メガネ!!」


「堀江なんですけど」



「ポロに告白すれば、1番緊張ほぐれると思うから!」


「....あの人、俺らのマネージャーです」


「告白から始まる恋愛もありだよ?壁ドンからの、告白だよ?もちろん、メガネは外してきてね?」


「....」


「へ、ん、じは?(´∀`)」


「はい。高橋さん....

学ラン怖いんですけど....」


「気に入ってんの♪じゃ、よろしくね!」




ら、らっちゃん....。



しかも、メガネ君、壁ドンしてないよね!?


「....ごめんなさい、本番前なのに....。」


「いーよ、緊張ほぐしてくれたんだよね?」

ニコッ


「金賞、とろうねっ!メガ....じゃなくて堀江くん!」


「....っ....///は、はい。じゃ、俺スタンバイしてきます。///」



「うん!がんばろーね!」



さぁ、本番まであと