「....分かんないの

こんな、ドキドキしてるの初めてなの!


心臓がモヤモヤしてて、気持ち悪いし....


虹ちゃんのこと、嫌いなわけじゃないのに


2人が仲良しで、私がどうしても入れなくて....


すごく、....嫌なの」




下をむいて、


自分の震える足を見て



言葉を言った。




「それって....///」


段々顔が赤くなる航




「ご、ごめん///」


何謝ってるんだろう私


つられて顔が熱くなる



「俺にも、よくわかんねー....///」


じゃあなんでそんなに赤いの?



「だけど....」



航が、そらしてた目線をイキナリ私に向ける


ドキー



「俺、もう虹のことはふっきれた


次の恋愛 もちゃんと見てみるよ」


ふわっと笑う航



ドクンッ


「....またドクドクしてるんだけど」



「....口に出すな。ばーか」


「ばかとは何!?」


「いくぞ、救急箱」



「いや、私 救急箱じゃないからね!?」


グイッ



「いくぞ、雪」



ドキー



「うんっ!」



このドクドクやドキドキやモヤモヤは分かんないけど


とにかくモヤモヤは消えて



航と一緒に居れる今がとても楽しい。



いつか、この気持ちが分かったらいいな