「ど、どうしたら....」


私、橘愛は

困っております。とても



雷のことは、狙ってるのがまさかの2人もいるということで

お任せしたからいいんだけど....。


ギュッ

手に持ってる

洗濯したてのタオルを握り締めて思う


二宮....。



まだジャージにアイツのにおいがついちゃってるんですけど。


「あーゆーことするキャラじゃないくせに....///」

ギュッ


ほんと、わけわかんないやつ....


「愛ちゃん♪なんのキャラ?」

ポンッ

「うわぁぁぁぁぁぁっ!?」


「リアクション怖いよ!?」

後ろから肩を叩かれたのは



「ここちゃん!びっくりさせないでよ!」

ドキドキドキ


「ごめんごめん!あまりにも真剣な顔してたから!」


えへへといって笑うここちゃん

癒されますね



「これ、渡しに来たの!」

カサッ

「手紙??」


ここちゃんはゴソゴソとポッケをあさり手紙を取り出した


「私、どっちとも同じクラスなったことないから、

どっちがどっちか分かんないんだけどさ....


神崎さんから」


ふうとうの裏には


神崎 と書いてあった



「神崎って....そ、ら....?!」



「多分、そうだと思うよ!

バカっぽい顔してたし....」


「何気失礼ですねここちゃん」

空、から何か?



「なんか、イキナリ後ろから声かけられて


『橘愛に渡して』って」


ピリリリッ


ふうとうの上を切る


「なんか、すごい真剣だったよ?」




ドクンッ



カササッ



おそるおそる手紙を開いた