「まだバスケ部もまともに仕事してないのになぁ....」


私、高橋雷は

橘愛と入れ替わって

サッカー部のマネージャーをやってます。


ただいまサッカー部の部室


バスケ部で、


空のサポート沢山しないといけないのに。



みーくんからは連絡無いし....



「とにかく仕事!っと....」


恋愛系はほっといて、


部活に専念専念。



部室に居てもやる事ないし....


タオル持ってグラウンド行ってみるか




外に出ると



いろんな部活がやっていた


わぁーわぁー歓声が広がる



「あ、もしかして橘の代わりの....」


後ろから声をかけられた



振り返ると


若いかっこいい先生。

って愛が言ってた顧問ですね



「はい!橘愛の代わりの高橋雷です」


「今日から3日頼みますわ!」





先生によると....


活動内容は、タオルの洗濯・部員の体調管理
・水分補給用の水筒の運搬・など....


まだ4月下旬だから

水分補給や体調管理はそこまでハードではないらしい。


ほぼバスケ部も活動内容は同じみたいだから、良かった!



「俺はこれから出張なんで、わかんない事とかあったら野球部の顧問に聞いて」


「野球部の顧問は....どこに?」


「えっと....サッカー部の奥のグラウンドの真ん中」



じーっと

見てみると


「あ、ここちゃんだ!」


緑色のサンバイザー

タオルを顔に当てて汗を拭いながら

ノートにシャーペンを走らせていて


必死に頑張ってる様子が伝わってきた



「今はいないみたいだな....野球部のマネージャーとは知り合い?」

「はい!」

「じゃあ、もし困ったことあったら野球部のマネージャーに聞いてみて」


「分かりました!」



そして先生は去っていった