お伽話のお姫様




「ロイ、ライジェンの日は私の誕生日なの…国のみんながお祝いしてくれる。今から楽しみにしてる人も多いの。主役の私が此処にいなきゃ…」




ロイの言葉で怖さが生まれてくる。いや、前から感じていたけど知らないフリを演じていたの。


今も、精一杯、震えを耐える。




「ね?早くこの国を出よう?じゃないと姫様がっ…」


言葉を詰まらすロイの頬に一筋の涙





私のためにないてくれるの?