「姫様さーあ、この国以外しらないんでしょう?」 また 突然話をぶっこんでくる彼。 頷くと、可哀想と哀れみの目を向けてくる彼に怒りと言うものを始めて知ってしまいました。 「睨んだらダメ!!」 私の眉毛を二本の指で上に上げる。 「今ね、世界は凄いことになっているんだよ?? 姫様は何も知らないね。知らなすぎるよ。 きっと驚くよ。」 首を傾げながら続きをきく。