ここは安田学園、お金持ち学校…

あたしは一般人の稲田望来

もう、2年もいるのになれない。

だって、周りがお金持ちで考えが全然違う…。

ここの学校は変わっていてイケメン王子というものがある。

イケメン王子は4人いるのだ!

1人目は俺様系男子の小林 蓮

2人目はチャラ男系男子の安堂 翔

3人目は可愛い系男子の立花 風

4人目は知的系男子の木村 優

そして、唯一あたしと話が合うのが木村百花。

木村優と木村百花は双子の兄弟。

「ちょっ、ちょっとやめて!」

「は?優様の妹だからって調子にのってんじゃないわよ!」

あ!!百花が変な人達にからまれてる!

助けないと!

「ちょっと!百花をいじめないで!」

「誰?あなたには関係ないんですけど…」

あたしはイラつきのあまり窓に手を勢いよくつけた瞬間…!!

”パッリーン“ ”ガシャガシャ“

「あ、割れた…。」

窓ガラスが割れてしまった…

と、そこに…

「なーに、してんのー?」

あっ、この人…

「きゃー、翔様ー!!」

さっきまでいじめてた奴らの態度が急にかわる!

「翔様、聞いてくださいよぉー。ちょっとからまれちゃってぇー。」

「はー?!あんたたちがからんできたんでしょ!!」

「こわーい!!あっ!翔様今日一緒に遊びません?」

「あー、ごめんねぇー!今日は予定があったわぁー 」

なんか、イライラする…

「望来!!手から血が出てる!早く手当しないと!」

「あっ、これぐらいへーきだよ!でも、一応保健室よって帰るから心配しないで!」

「え?ほんとに…一緒についていくよ!」

「たいしたことないから、先帰ってくれない?」

「うん…。…ごめんね。」

「何、謝ってるの?百花のせいじゃないよ!」

「ありがとう…。じゃあ、また明日ね!」

百花は行ってしまった…

「じゃあ、今度遊んでくださいね!翔様ー!」

「うん!いいよ!」

と変な人達もどこかへ行ってしまった…

あたしも保健室行って帰らないと!

その時だった…!