何度でもキミに初恋を

篤史がニヤニヤとしながら、
『剣人くーん、超似合うじゃーん』
と肩に手をかける。


そういう篤史も執事担当のくせに…。



『うるせー』

文化祭のために、急きょ作られた更衣室で執事の服を脱いでいると、
篤史がうれしそうに、
『あ、すずちゃん!』
という声が聞こえた。


思わず、更衣室のカーテンを開けてしまう。


そこには、すずはいなかった。