君の言っている事は、突拍子もなくて、俺には分かりがたかった。
でも、何だか、君は自分の考えた事が、そのまま、皆に起きる事だと思ってしまっている様だった。
『しずく、しずくが何を考えたとしても、物事が必ずそうなるという訳ではないんだよ。』
君は、俺を見ると、不安げな表情を見せた。
『そうだよね。私にはそんな力ないよね。』
『ないよ。絶対に。
君はただの人間だ。
考えただけじゃ周りは変わらないよ。
行動した時、何かが変わるんだよ。』
『でも、動けない人もいるの。
動けないものもあるの。
祈りが必要なのに。
祈りが必要なのに。』
『しずく、大丈夫か?』
俺は不安になった。
また倒れるんじゃないかと、ひどく不安になった。
でも、何だか、君は自分の考えた事が、そのまま、皆に起きる事だと思ってしまっている様だった。
『しずく、しずくが何を考えたとしても、物事が必ずそうなるという訳ではないんだよ。』
君は、俺を見ると、不安げな表情を見せた。
『そうだよね。私にはそんな力ないよね。』
『ないよ。絶対に。
君はただの人間だ。
考えただけじゃ周りは変わらないよ。
行動した時、何かが変わるんだよ。』
『でも、動けない人もいるの。
動けないものもあるの。
祈りが必要なのに。
祈りが必要なのに。』
『しずく、大丈夫か?』
俺は不安になった。
また倒れるんじゃないかと、ひどく不安になった。


