『俺、そちらに向かいます。

もしかしたら、美坂しずくという、俺の友人かも知れません。

・・・・・・はい。吉野桜病院ですね。

分かりました。』






車に乗り込み、吉野桜病院をナビで探した。




病院へ着くまでの間、俺の心は不安に包まれていた。






もし君が死んでしまったら...という不安。


恐怖にも似た感情だった。


そんな感情に怯えながら、病院に着いた。