「へー…。4号ってそんなこと出来るんだ…。」 音色は何を考えたか知らないけど、大地にこんなことを言い出した。 「大地くん、今どんな気持ち?」 「…分からない。でも、少しわくわくしてる。」 「それ、『楽しい』ってことだよ♪」 「楽しい…?」 「そう。『楽しい』!ワクワクとかドキドキして、胸が高鳴ることを楽しいっていうの!!」 「ちょい、音色、変なこと吹き込まないでよ。私のする事なくなっちゃうじゃん。」