~君を、もう一度~








龍樹は、モテる。





180センチは、ある長身で


銀色の髪。



腰パンをして、耳に光るピアスは、あたしをお揃いのシルバーリング。




学校でも、こんな龍樹をほっとく人は、少なく


よく告白されている。








そんな、龍樹は一応あたしの彼氏だ。




「まぁ、夏葵は、俺のだけどな。」



「ちょっと、安西ーっ。ひどいなぁ。」







美咲は、しょぼんとなった。





「龍樹、恥ずかしいから、やめてよー」




「俺は、何も恥ずかしくないけど??」










そんな会話をしていると、




「ほら、席につけー、SHRはじめるぞ」




先生が来て、急いで席についた。