とりあえず。






周りを見渡すと知らない人がちらほら。

人見知りのわたしには、
かなり苦痛な状況です。

早く酔っ払ってしまいたい……。


わたしは運ばれてきたハイボールを
半分まで一気に飲み干しました。


「雨芽ちゃん相変わらず飲むねー」

「明日も仕事だから潰さないでね」

「いやいや雨芽ちゃんが潰れたとこ
見たことねえし。おれが潰されるし」


也季の友達と話しながらちらっと
腕時計を見ると、時刻は21:19。

予定ではとっくにアパートに辿り着いて
シャワーを浴びてるはずでした。


わたしはこっそり溜息をついて、
仕事用のくっきり笑顔を貼りつけて。

サラダを小皿に取り分けました。


なんで仕事が終わってから
また仕事みたいなことしなきゃ
いけないんだろう……疲れる。