幼稚園を卒業した頃に
広い裏庭が魅力的な家を両親が購入。
小学校に上がる頃にはそこに住んでいて
私の家の裏の家に住んでいた歩と
自然に仲良くなり
小学生の頃からずっと一緒だった。
家族ぐるみでも交流があって
よく出かけてたっけな。
小学生の頃は兄妹みたいにしか
思っていなかったけど
中学生になって
どんどん大きく、大人になっていく
歩のことを意識するようになっていった。
「愛梨って大内くんと仲良いよね。」
「仲良いっていうか・・・
兄妹みたいな感じなだけだよ?」
「そうなの?
でも、かっこよくてモテモテな大内くんと
兄妹みたいな関係って羨ましい~♪」
私は、みんなの方が羨ましかった。
歩に女の子としてみてもらえる
みんなが。


