「おい、てめぇ、そこの消しゴムとれよ。」 「は?なんであたしがあんたの落としたあんたの私物をとらなきゃいけないの」 「・・・・てめぇ!」 「はい、そこー。うるさいぞー。」 数学の先生が教科書の角を黒板に打ち付ける。 「・・・・あんたのせいだからね」 「俺、あんたって名前じゃねーし。水谷 圭だし。」 「そんなん聞いてないし!さりげなく自己紹介すんなっ」 「は?てめぇ俺の丁寧な自己紹介を」 「・・・・そこの2人ー。後で職員室来なさいー。」