Flicken Geist

「で…」

ガイストが発言した事で、私兵部隊の連中が一斉に注目した。

「俺はどうなる?ゴーストを暗殺しようとした潜入者という事で、凄惨な拷問の末に処刑か?」

「…お前、雇い主に切り捨てられて職無しなんだろう?」

ゴーストはニヤリと笑う。

「ビジネスの話をしないか?」

自分を殺しに来た刺客に、商売の話を持ち掛ける。

これも傭兵ならでは。

雇い主より高い金を積まれれば、政府側が反政府側にあっさり寝返るという例も少なくない。

「少なくともこっちは優秀な兵士ならば誰でも歓迎する。始末に困って切り捨てたりはしないが、どうだ?」