Flicken Geist

「別に何も変わらんさ」

葉巻をポイと投げ捨てるゴースト。

「これまで通り、この私兵部隊は俺を中心に機能する。世界中から掻き集めた汚れ仕事(ウェットワーク)を請け負い、傭兵を派遣し、戦争経済で金を稼ぐ。正義も大義もない、只の戦争の犬…これまで通りだ」

その言葉に、ガイストがフッと笑う。

まるで自嘲するように。

そう、彼らは戦争なしでは生きられない。

金を積まれれば、主義も思想も関係なく引き金を引く。

『任務に意義はない』

ガイストがコートニーに告げた通り。

彼らは生きる為だけに、戦場で戦っている。