Flicken Geist

厳重な警備をもやり過ごし、ガイストは別の扉の向こうへと入り込む。

部屋に入った途端に鼻をつく薬品臭。

どうやらここは医務室のようだった。

…有り難い。

ガイストは心の中でそう漏らす。

武器装備現地調達の単独潜入任務。

当然医療品など持っていない。

ここにきて傷の処置ができるのは本当に有り難かった。

薬品棚を漁り、包帯、ガーゼ、消毒薬を見繕う。

幸い弾丸は体内には残っていない。

肩と腕の傷を消毒し、ガーゼを当てて包帯を巻く。