マユミが殺されるのは嫌だ。

私は、私だけが許された自分のケータイを使って、マユミに送る。



『で。
それが私のキーワード。
わかったらこっちこなくていいから
さっさと仲間に伝えて。』




これで引き返すだろう。
ちなみに、マユミのメアドはマユミがぼけっとしてるときに勝手に拝借した。



だが、私は答えがわからない。

こうなったら、あと5個の教室もまわらなきゃ…。



そう思って図書室をでる。
ついでに鍵をかけて、あいつらがでるまでの時間稼ぎ。


あとは…



そう思ってたら、
マユミからメールがきた。