『何してるの?』


少年は知らない少女に近づく


『お花摘んでるの。あなたは誰?』


花を選びながら、どこか興味無さそうに問う


『僕?』


指を指しながら言う少年に少女は思わず笑う


『そうだよ』


『君、笑うと凄く可愛いね。ずっと笑ってればいいのに…』


『っ!別にいいでしょ!』