太陽のかけら

「でも俺はお前が好きだよ。」




そう言った祐介の手があたしの髪に触れる。



細くて長い指。
けれどしっかりしている大きな手。



この手に、この腕に守られたらどんなに幸せだろう。

あたしの全てを捨ててでも一生ついて行けるのに。




「泣くなよさくら。」




頬を伝う涙を優しく拭ってくれる祐介。





もうかまわない。




彼女じゃなくたって。




一番じゃなくたって。




側にいられるのなら。