黒猫〜Black Cat〜

クリスマスの次の日。



りんは仕事場から近い親戚の家に泊まっていたので歩いて仕事場に向かっていた。



向かいから自転車でヤスが来るのを見つけた。



彼は街から離れた所に住んでいるはずだった。なのに全く違うマンションに入ってくのを見てしまった。




でも、わたしは言うのを我慢した。





それとなくメールしてみた。




「何してたの?」




しばらくするとヤスからの返信。




「店で寝てたよ。」




りんは不信感を持ち出した。





その日りんは、絶望でそれっきり
返事が出来なかった。