50% 一途



「「~~ッぱあッッ」」


「やばいやばい麦茶が天からの贈り物に思えるっ」
椿が人生最高の幸せを手に入れました的な顔をしている。


「全速力後の麦茶は格別だねっ♪ってことでーテリヤキバーガーよろしくーっ」
恵美がニコニコしながらメニューを指差した。


「あたしナゲットなあ//」
晴香がしてやっりという顔で麦茶を飲みほした。
「と.麦茶おかわりぃ」

「あたしいらーんダイエット中~」
百合香が携帯をいじりながら呟いた。


「あたしマックアイスのチョコレートでっ」
夏奈が鏡を見ながら言った。


「うちアイスのチョコとポテトでえーやんっ 笑」
「アイスティーのミルクとポテトよろーっ」
綾香と明日香が声をそろえて言った。

「ポテトとナゲットとチーズバーガーとコーラとアップルパイがいーわあ・・・ 笑」


『・・・あんた食べすぎじゃね??そんな無茶言わないでよ・・・誰が払うと思・・・』

葵が声をはって言った。
「誰がいい出したんだよっ!!!負けた人がおごりだべ!?」


・・・・・・っく・・・・・・・・・


『・・・・だって・・・っっ!!みんな足こんな速いとか予想外だったんだもん!!!私50m9秒だよ!?』


そう。案の定足の遅い私.松浦 襟香がダントツビリでした。
みんな速すぎんだって!!!!

「おっそ!!!体育祭とかビリだったべ 笑」


綾香・・・・一応コンプレックスには触れないでおこうよ・・・


「まあ負けたんだからしょーがなーいっ 潔く買って来い!!!」
夏奈が私の背中を押した。

・・・金欠やばーー・・・


こんな勝負するんじゃなかった!!!