「あの、お母さん…。 お聞きしたいことが…。」 「真亜梨のことかしら? 何でも聞いてちょうだい。」 「真亜梨さんの恐怖症の原因って…。」 「ああ、そのことね。 真亜梨、話してもいい?」 「…いいよ。 でも、私、聞きたくない。 ご飯食べてから、 私、亜衣と亜依架を送ってくるから、 話なら、その間にして。」 「わかったわ。 じゃあ、とりあえず、朝食にしましょうか。」