右に亜衣、左に亜依架と手を繋ぎ、家へと向かう。 途中、ピアスをつけた柄の悪そうな男と出会う。 私は普通に通りすぎようとした。 その時、 「うえぇぇん。」 亜衣がこけてしまった。 私は亜衣に手をさしのべようとした。 でも、その男が亜衣を抱き上げて、 「次は転ぶなよ。」 「…うん。」 亜衣を泣き止ませてくれた。