キャンプファイヤーで、菅綺くんに呼ばれた。 足は止めているけど、なぜか沈黙が続く。 「………」 「………」 菅綺くんをちらっと見てみれば、 優しくて穏やかな顔で星空を見上げていた。 星空を見ていたから、沈黙だったんだね。 そう思うと笑みがもれる。 「………」 「………」 ……うーん、でもこの沈黙は… つらいよ!!! ふぅ、と小さくため息をつく。 …あ。