双子の秘密



「で?今日の朝はどしたの?」

やっぱそうなりますよな

いつものあたしは出欠の15分前には

絶対学校についてるから遅刻ギリギリで

来たことなんて一度もなかった。


「もーきいてよ!あのね……」

あたしは昨日の夜のことをできるだけ

細かく話した。

………グチと一緒に

全てを話し終えたあと、

「うわーそれはお疲れ様でした。」

ゆるーく敬礼をする亜美。

ほんっと大変だったんだから!

そのおかげでいつも寝てる時間より

3時間あとに寝たの!

普段10時前には寝てるから

そりゃー寝不足にもなるわさ。

ーガラッ

「席つけー出席とるぞー」

「はーい」

担任の先生が入ってきたので亜美はおと

なしく席に戻った。

にしてもねむい。

今から久しぶりのロングホームルームだ

けどねちゃお。

いい夢みれるといいな〜

今度こそおやすみなさーい。

そういってものの3秒で夢の世界へ

旅立った。






ー「あ……お…て!」



ーユサユサユサ


………ん?

誰だ…………?

「杏莉!いい加減起きて!今の状況わかってる?」