雪のように儚い



ゆきが席に着いた時、
雪はゆきの方に駆け寄った。

びっくりしたような目でゆきは
雪を見上げる。

よく見るとゆきちゃんはさっきと
何かが違う。
そうか、目が腫れてるんだ。

泣いたってこと?なんで?

雪の頭にたくさんの?が浮かぶ。

それよりも男子達が
ゆきちゃんの良さに気づく前に
言わねぇと。


「ゆきちゃん、茶髪似合わない。
それに化粧も。黒髪のがいーから。」


「…え?」