雪のように儚い



急に現実を突きつけられた気がした。

可愛くなったって
雪に好きな人がいたら意味ないじゃん。

私は結局雪に声をかけることも
ないまま、電車を降りた。


家に着いて、お母さんには
「あら、可愛くなったじゃない。」
と褒められたけど、

鏡で見た私の姿は
美容室で見た私の姿と違って
霞んで見えた。


恋って独りよがりで
辛いものなんだ………

初めての恋で初めて知る。


恋は漫画のようには行かない。

辛いことの方が多いってことを。