雪のように儚い



「雪大丈夫?」

「あの三年、ありえねーだろ。」

「雪くん、怪我してない?」


クラスの皆が雪を心配する。


すると雪は

膝に着いた砂をパンパンと
払って

「これくらい余裕。」

って笑って顔をあげた。



だけど、相当痛かったのだろう。

笑顔はひきつってるし、

ほっぺ擦りむいて血が滲んでるし。



なんか見てらんなくなって、

そのままプレーに戻ろうとする
雪に声をかけた。