『私ねっ
ず、ずっと 紫樹くんの事 好きだったの

紫樹くんが私の事好きじゃなくても…

彼女にしてくれて、嬉しいです…!』




その言葉を思い出して、自分の部屋の
ベッドに寝っ転がってため息をつく


何やってんだろ 俺



あの後 俺は萌黄を家まで送って言ったけど、すごく気まずかった


…それは俺のせい


俺があの言葉に何も返さなかったから。


萌黄を彼女にしたことを後悔してしまった