私、彼女に立候補してもいいですかっ⁉︎



ま、待って

こんなにも軽い感じで…


「…よし行くぞ? 萌黄」

と言って肩にまわした 腕を紫樹くんは下に下げて私の手を握って歩き出した



「……え、えっ⁉︎」






そのまま紫樹くんに引っ張られ私は
屋上まで連れて行かれた



空はすごく青かった



すると、紫樹くんが私の手を離して言った

「はぁ… …萌黄?」


「は、はいっ」


と下を向いて言うと 前にいた紫樹くんに

「顔上げてよ?」

と言われる