私、彼女に立候補してもいいですかっ⁉︎



私はそう言って自分の席に座った


沙紅ちゃんとは席近いけど、紫樹くんの
席には少し遠い。


ちょっと残念…


だけど、私の方が後ろの席だから
紫樹くんの後ろ姿を見ることが出来る


やっぱり同じクラスいいなぁ〜



そう思って紫樹くんの後ろ姿をぼーっと
見ていると、紫樹くんが振り向いて


目が合う



「萌黄!」
と優しく笑って私の名前を紫樹くんは
呼ぶ