私、彼女に立候補してもいいですかっ⁉︎



「背は女子にしては高いよなー…
俺と一緒で理系が得意だし。
可愛いよりも綺麗ってかんじなんだなー」

思い出すようにして紫樹くんは言った


その間に、私の胸には言葉という矢が
グサグサと刺さっていく


ハハハー

見事に私と正反対…

「綺麗な子なんだね…!」


「うん すっごく」
と言って紫樹くんは私の目を見ながら
嬉しそうに言った。