はぁ…とため息が出そうなところで 慌てて我慢する いやいや! 私がこれを望んだんだから! 多くを望んじゃダメダメ! 手を繋がなくても 間が空いてても紫樹くんの近くにいるだけでいいんだから‼︎ そう思って頭の中の考えを振り払おうと 頭を振っていたら 「萌黄 なにしてんの?」 と不思議そうな顔をして紫樹くんは聞いている 「う……なんでもない」