さよならを乗り越えた幸せ



北野先生と話をしながら考え事をしているとクラスの皆が公園にでてきた

瞳が「ごめん」と呟いた。


あたしはイライラしていたこともあって

「何がごめんなん。別に皆が何しようがあたしには関係ないし、皆が金賞狙ってないならあたしも出る必要ない。皆には指揮者なんか必要ないよ。指揮者なんかおらんでも歌える。」

って冷たく言った


それに対してなつみちゃんは

「あんたがおらな歌えんけ皆ここにおるんやろーも。あんたがこの1ヶ月皆を引っ張ってここまでつれてきたんやないん?ベスト指揮者賞とるっち言ったのも全部口だけなん?あんたがおって皆がおって初めて完成するんやないん?2組の合唱は誰一人抜けたらダメなんよ。あんたが1番わかっとるやろ。2組の指揮はあんたにしかできんのよ。」と怒鳴った。


なつみちゃんの言ったことに間違いは一つもなかった。わかってた。

でも納得いかなかったあたしに彰が

「ごめん、寝坊して遅刻した。お前が機嫌悪かったけ謝ろうと思ったけどもうおらんかったけさ。皆ででようや。本当ごめん。 」と言った


それに続いて皆が「ごめん」とか「金賞とろうや」とか言うからあたしは朝から泣いた


そんなあたしを見て皆は笑ってて

なつみちゃんは少し泣いてた。


あたしは思った。

今の皆なら歌えると。