____22時00分


視線は1点を見つめぼーっと立っている私。


小刻みに震える、手。


「なにやってんの。あんた終わりでしょう?邪魔!」


田島のばばあの声よりも心臓の音の方がはるかに大きく感じた。



「だから、邪魔!!」


少しよろめく足で休憩室に行った。


あの指…

左薬指の…

指輪の…

刺青…




"間違いない。アイツだ"