一年生。


空気が重かった。
威圧的だった。

試験で、最初に学校に行って思ったこと。


もしかして合わないのかもしれない。
そうとしか思えなかった。


外見も、中身も、真面目ではないから。
理由の1つとして、風格、品格、身に付けたくて入ったのもあるけど。


他の人たちが全て、真面目しかいない。
とか思ってた気がする。



入って何日か経つと、多少は慣れて。
なんとなーく、過ごして。

部活に入って、勉強も一応は焦ってやるだけ。



学校も部活も全部辞めたくなって、
何かあると泣いて、でも誰も頼れなくて、そこまでの人間関係を築いてなくって。
方法も知らなくて、いつも受け身。


そんな、他の人には簡単に出来てしまうことが出来ない自分にイライラして、
こんな自分嫌いだなあって思って、
また、隅に隠れて、あの時のようにレッテルを張っていた。