彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)




本日、3度目の登場となった彼らに私は聞いた。




「なにしてるんですか?」

「「そりゃあ、俺らのセリフだよ!!」」




前と同じ質問に、前と同じ調子で答える二人組。





「あんたー!あんたね、なにしてんの!?」




先に口を開いたのはタカオだった。



「凛道君!赤龍会相手に、なにやってんすか!?」

「なにって?なにが?」

「さっき、もめたでしょう!?単車使ってもめたでしょう!?」

「え?見てたの?」


「「そうだったら、もっと早く止めてんよっ!!」」



タカ&トモの言葉で、心当たりのあることを口にする。

それに彼らは呆れたような怒ったような顔で言う。



「あんたとの対戦バトルは見てないですが、取り残された赤龍会の面々を見ましたよ!」

「凛道さんが立ち去った後のヒゲキは目撃しましたよ!!」

「へぇーどうだった?」

「なんでそんな他人事のような利き方!?めっちゃ、あいつらブチ切れてましたよ!?出血しまくりですし!」

「おかげで、近所の奴らが救急車呼んでましたよ!きっと警察も来ますね!」



「え?119で来るのは、救急車と消防車でしょう?」


「「真面目に聞いてくださいっ!!」」



〔★のん気な凛に、タカ&トモがブチ切れた★〕




「ふざけてる場合じゃないんすよ!?ガチで聞きなさいっての!」

「これ俺らも本気で話してんすよ!?真剣に聞こうよ!?」


(・・・・みたいね。)




本気で注意する2人に、さすがに悪いと思う。

だから謝った。





「ごめんごめん。茶化し過ぎましたね?」




そう言えば、彼らの口調も落ち着いた。




「茶化していいレベルじゃないっすよ!?ホント、消防車の放水で、あいつらの怒りが消えるならそれがベストっすよ!!」

「もっと危機感を持ってください!!」

「そうなの?」

「当たり前でしょう!!」

「どこまで無自覚!?ガチで天然でしょう!?」




聞き返したら、すごい剣幕でさらに怒られた。

そんな二人に、怒りよりも『疑問』がわく。