彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)





「僕・・・瑞希お兄ちゃんみたいになりたくて、お兄ちゃんみたいな硬派を目指して、それで4代目になったんです。」

「お、お兄ちゃんって・・・あの、噂はマジですか?」

「凛道君は、真田瑞希さんの実のおと―――――!?」


「僕にとって瑞希お兄ちゃんは、世界最高のお兄ちゃんです。」




トモオが何か言いかけたけど、遮ってしゃべる。




「いや、宇宙一最高で最強と言うべきでしょう!?」

「え!?り、凛道さん・・・!?」

「カッコよくて、優しくて、綺麗で、良い匂いがして、性格もよくて、まるで仏様のようなお方です!作ってくださるココアもカフェラテも、カフェイン系、みんな美味しいです♪バリスタの勉強をしてるだけあって、勉強熱心で実演をして下さるんですよぉ~」




瑞希お兄ちゃんがいかに素晴らしいかへの熱弁。




「瑞希お兄ちゃんは~元ヤンだけど、そうとは思えないぐらいバリスタの勉強を一生懸命してる頑張り屋さんなんです。お仕事ない時は、自分のお店を開けて修行の成果を披露するんです!カッコいいでしょう!?」

「あの、凛道君?」

「僕はあの方に応えるためにも、彼のお店のお手伝いはもちろん、ヤンキーとしてもちゃんと4代目をして行こうと決めたんです。瑞希お兄ちゃんみたいに、『できる漢』になって、認めて頂いて、さらにはますます仲良くなって~!」

「凛道さん!?凛道さんっ!?」

「ダメだ!なんか、俺らの言葉が通じてない!お兄ちゃんへの愛が強すぎて、周りが見えなくなってる!」




〔★タカ&トモの冷静な分析★〕
〔★第三者の方が、『今の状態』をわかっていた★〕




「ホント、あんなすばらしい方に出会えたことが僕の人生のラッキーです!すごく大好きなんです、瑞希お兄ちゃんのこと!あんなにも麗しくて、良い匂いがして、僕を甘えさせえくれて~!本当にマジ天使に近い、皇帝の様な威厳と風格のある~!」

「凛道さん、凛道さん!凛道さん!!あなたの真田瑞希さんへの愛情はわかりましたから~!」

「話を割愛してもらっていいですか!?先に進めないっす!」




〔★タカ&トモからのツッコミ★〕
〔★凛のノロケ話短縮(たんしゅく)への訴えが出た★〕